Pythonではリスト型 list (配列)を使って二次元配列のようなものを作ることができます。
リスト型の作成・追加・更新はこちらを参照してください。
→Python insert・append リスト型に要素を追加・更新する
→Python del・pop・remove リスト型の要素を削除する
今回はPythonでリスト型 list(配列)を使って二次元配列に相当するものを紹介します!
Python 2次元配列の作り方
リスト型 list を入れ子にする
# リスト型 country = ['japan','usa','china'] sports = ['baseball','football','tennis'] # リスト型の入れ子 country_sports = [country, sports] # 中身確認 country_sports #[結果] [['japan', 'usa', 'china'], ['baseball', 'football', 'tennis']]
ここでは、Pythonのリスト型オブジェクトを2つ(「country 」「sports」)作成し、このリスト型オブジェクトをさらにリスト型オブジェクトに入れた入れ子のようなリスト型「country_sports」を作成しました。
リスト型 list を2次元配列のように出力する
country_sports[0][0] #[結果] 'japan' country_sports[0][1] #[結果] 'usa' country_sports[1][0] #[結果] 'baseball' country_sports[1][1] #[結果] 'football'
入れ子にしたリスト型オブジェクトを使ってみます。
リスト型オブジェクト[インデックス番号][インデックス番号] とすると、値を取得することができます。
書き方としては二次元配列と同じような書き方になります。
country_sports[0][n]は「country」のリスト、country_sports[1][n]は「sports」のリストになります。
リスト型 list を一次元配列のように出力する
# 1つ目の要素を出力 country_sports[0] #[結果] ['japan', 'usa', 'china'] # 2つ目の要素を出力 country_sports[1] #[結果] ['baseball', 'football', 'tennis']
ここでは二次元配列ではなく一次元配列のように出力しました。2つ目のインデックス番号を省略しました。
2つ目のインデックス番号を省略すると、入れ子になったリスト型をそのまま出力することができます。
これでPythonでlist を使って二次元配列のように扱うことができました。
以上、Pythonでリスト型 list を入れ子にして二次元配列のように取り出す方法を解説しました。
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