Pythonの「zip」の使い方について。
この記事の内容はコチラです
- Pythonのzipの使い方
- zipでリストをまとめる
それではPythonで複数のリスト型から1つのリスト型を作っていきましょう!
リストをまとめるzip
イメージ的には1次元配列を2つまとめて2次元配列を作ったり、1次元配列を3つまとめて3次元配列を作ったりするイメージです。
複数のリスト型(list)をまとめるzipの構文
# リスト型(list)をまとめる リスト3 = list(zip(リスト1,リスト2)
Pythonの複数の「リスト型(list)」をまとめて統合するするには「zip」を使います。「リスト1」と「リスト2」を統合して「リスト3」を作ります。「リスト3」は2次元配列のような形になります。
リストの統合は2つだけでなく3つでも4つでも可能です。
例1. zipでリスト型(list)をまとめる
# リスト型(list) adr_no = ['150-0013','150-0021','150-0022'] address = ['東京都渋谷区恵比寿','東京都渋谷区恵比寿西','東京都渋谷区恵比寿南'] # リストを統合 adr_list = list(zip(adr_no,address)) print(adr_list) #[結果] [('150-0013', '東京都渋谷区恵比寿'), ('150-0021', '東京都渋谷区恵比寿西'), #[結果] ('150-0022', '東京都渋谷区恵比寿南')] adr_list[0][0] #[結果] '150-0013' adr_list[0][1] #[結果] '東京都渋谷区恵比寿'
リスト型(list)「adr_no」「address」を「zip」で統合し、「adr_list」を作成しました。作成された「adr_list」を確認すると、元のリストの要素を含んだリスト型となっています。
zipで統合されたリストは2つのリストの要素を含んだ2次元配列のようになっています。
以上、Pythonでzipを使って複数のリスト型から1つのリスト型を作る方法でした。
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