【Python】エスケープ(改行・null・タブ・クオーテーション)の使い方

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Pythonのエスケープシーケンスについて。

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  • Pythonのエスケープシーケンスの使い方
  • エスケープ文字について

改行・null・タブ・クオーテーションは「文字」ではありません。文字列の中で扱えるようにした記号のようなものがエスケープシーケンスです。

今回は、エスケープ文字の一覧を紹介します。

Python エスケープシーケンス

Pythonでは改行などをエスケープすることができます。それを「エスケープシーケンス」といいます。

エスケープシーケンス一覧

\0 NULL
\t タブ
\n LF(改行)
\r CR(復帰)
\’ シングルクォーテーション
\” ダブルクォーテーション
\\ バックスラッシュ

 

例1. 改行をエスケープ

'python\njava\nc#' 
#[結果] python
#[結果] java
#[結果] c#
'''python
java
c#''' 
#[結果] 'python\njava\nc#'

1つ目の例では改行文字「\n」を入れて文字列ごとに改行しました。

2つ目の例でエスケープシーケンスを使わないパターンを書きました。改行をそのまま入れるためシングルクォーテーション3つでくくりました。どちらでも結果は同じです。3つの文字列を改行します。

コードが冗長になってしまうので、エスケープ文字を使ったほうがシンプルです。

例2. シングルクォーテーションをエスケープ

#シングルクォーテーション 
'I\'m home' 
#[結果] "I'm home"

ここでは「I’m」でシングルクォーテーションを使いました。「I’m」とするには、エスケープシーケンスで「I\’m」とします。

これでPythonのエスケープシーケンスを使うことができました。

以上、Pythonのエスケープ文字(改行・null・タブ・クオーテーション)の使い方でした。

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