Pythonの文字列を切り取りについて。
この記事の内容はコチラです
- Pythonで文字列を切り取る
- substringは使えない?
- ブラケット[]の使い方
今回は、Pythonで文字列を切り取る[]の使い方を解説します。
文字列を切り取る[]
Pythonではブラケット[]を使って文字列を切り取ることができます。
「文字列の先頭5文字を切り取りたい」「2文字~5文字を切り取りたい」などに使用します。他の言語では「substring」が使用されますね。
例1. 文字列を1文字だけ切り取る
# 文字列を切り取る program = 'python' program[0] #[結果] 'p' program[1] #[結果] 'y'
[]を使って文字列を1文字切り取りました。[0]は1文字目、[1]は2文字目を切り取りました。
例2. 文字列の任意の場所を切り取る
# 1文字目~2文字目を切り取る program = 'python' program[0:2] #[結果] 'py' # 2文字目~3文字目を切り取る program[1:3] #[結果] 'yt'
文字列から任意の場所を切り取るには[開始位置:終了位置]と記述します。
1文字目~2文字目を切り取るには[0:2]と書きます。[0:1]ではないので注意してください。
開始位置がゼロスタートなので終了位置もそうなりそうな気がしますが、終了は1スタートのカウントになります。
例3. 文字列の先頭から〇文字を切り取る
# 先頭から3文字までを切り取る program = 'python' program[:3] #[結果] 'pyt'
文字列の先頭から切り取るには[:終了位置]と記述します。
先頭~3文字目を切り取るには[:3]と書きます。開始位置を記述せず、終了位置のみ記述します。
終了位置は1スタートのカウントになります。
例4. 文字列の指定位置から末尾までを切り取る
# 3文字~末尾までを切り取る program = 'python' program[2:] #[結果] 'thon'
文字列の指定位置から末尾まで切り取るには[開始位置:]と記述します。
3文字目~末尾を切り取るには[2:]と書きます。開始位置を記述し、終了位置は記述しません。
開始位置は0スタートのカウントになります。
例5. 文字列の末尾から〇文字を切り取る
# 末尾から3文字を切り取る program = 'python' program[-3:] #[結果] 'hon'
文字列の末尾から切り取るには[-文字数:]と記述します。末尾から3文字を切り取るには[-3:]と書きます。
これで文字列を任意の場所で切り取ることができました。
以上、Pythonで文字列を切り取る[]の使い方でした。
コメント
Pythonでも文字列の切り出しの関数があることを知り大変助かりました。 C言語では、無いので自作しました。 これで楽になりそうです。
こちらこそです。
他にもあるのでご参考になれば。