Pythonの文字列型(一般的にいうstring型)は「str型」が使われます。
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- Pythonのstr型の使い方
- 文字列型の使い方
今回は、Pythonの文字列型(string型)のstr型の特徴を解説します。
str型(文字列型)
Pythonの文字列型は「str型」を使います。
シングルクオーテーションで囲む
myFriend = '山田' print(myFriend) #[結果] 山田
Pythonでは、str型で扱うには文字列をシングルクオーテーションで囲みます。「’山田’」のようにシングルクオーテーションで文字列を囲んで、変数「myFriend」に代入しました。
エスケープ文字を使う
myFriend = 'O'neal' #[結果] SyntaxError: invalid syntax
一方、シングルクオーテーションが入った文字列はシングルクオーテーションでは囲めません。
その場合、エスケープ文字を使うか、次のダブルクォーテーションで囲みます。
# エスケープ文字を使う myFriend = 'O\'neal' #[結果] "O'neal"
エスケープ文字「\’」を使うとシングルクオーテーションの中にシングルクオーテーションを使うことができます。
参考ページ:Python エスケープ(改行・null・タブ・クオーテーション)の使い方
ダブルクオーテーションで囲む
myFriend = "O'neal" print(myFriend) #[結果] O'neal
Pythonでは、シングルクオーテーションだけでなくダブルクオーテーションで囲むこともできます。
シングルクオーテーションが入っている文字列は、「”O’neal”」のようにダブルクォーテーションで囲んで変数に代入します。
もちろん通常の文字列をダブルクォーテーションで囲んでもOKです。
エスケープ文字を使う
myFriend = "O"neal" #[結果] SyntaxError: invalid syntax
しかし、「”O”neal”」のように、ダブルクオーテーションを含む文字列をダブルクォーテーションで囲むことはできません。
# エスケープ文字を使う myFriend = "O\"neal" #[結果] 'O"neal'
エスケープ文字「\”」を使うとダブルクオーテーションの中にダブルクオーテーションを使うことができます。
参考ページ:Python エスケープ(改行・null・タブ・クオーテーション)の使い方
改行をあつかう
myFriend = '''山田 加藤 伊藤''' print(myFriend) #[結果] 山田 #[結果] 加藤 #[結果] 伊藤
改行を含む文字列を扱う場合には、文字列をシングルクオーテーション3つ(トリプルクオート)で囲みます。これはダブルクオーテーション3つでもOKです。
Python str型のまとめ
Pythonのstr型についてまとめます。
- 文字列はシングルクオーテーション、もしくはダブルクォーテーションで囲む
- ダブルクォーテーションを含む文字列はシングルクオーテーションで囲む
- シングルクォーテーションを含む文字列はダブルクオーテーションで囲む
- シングルクォーテーション、ダブルクオーテーションはエスケープ文字を使う
- 改行を含む文字列はシングルクオーテーション、もしくはダブルクオーテーション3つで囲む
以上、Pythonの文字列型「str型」の使い方の解説でした。
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