【Python】リスト型(list)から辞書型(dictionary)を作るzip

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Pythonの辞書型について。

この記事の内容はコチラです

  • Pythonの辞書型をリスト型から作る
  • list→dictionaryに型変換する

Pythonのリスト型(list)から辞書型(dictionary)を作るzip

Pythonでは「zip」を使ってリスト型 listから辞書型 dictionaryを作ることができます。辞書型 dictionaryは「キー」と「値」で構成されるので、「キー」のリストと「値」のリストを統合するイメージです。

Pythonの辞書型 dictionaryの使い方はこちらを参照してください。

それではPythonでリスト型 listから1つの辞書型 dictionaryを作っていきましょう!

リスト型(list)から辞書型(dictionary)を作るzipの構文

# リスト型(list)をまとめる
辞書1 = dict(zip(リスト1,リスト2)

Pythonの「リスト型(list)」をまとめて「辞書型(dictionary)」にするには「zip」を使います。「リスト1」と「リスト2」を「zip」で統合して「dict」で辞書型にします。

この場合、「リスト1」がキー、「リスト2」が値となります。

例1. zipでリスト型(list)を辞書型(dictionary)にする

# リスト型(list)
adr_no = ['150-0013','150-0021','150-0022']
address = ['東京都渋谷区恵比寿','東京都渋谷区恵比寿西','東京都渋谷区恵比寿南']

# リストを辞書へ統合
adr_dict = dict(zip(adr_no,address))

print(adr_dict)
#[結果] {'150-0013': '東京都渋谷区恵比寿', '150-0021': '東京都渋谷区恵比寿西', 
#[結果] '150-0022': '東京都渋谷区恵比寿南'}

for ad_key,ad_val in adr_dict.items():
    print(ad_key,ad_val)
#[結果] 150-0013 東京都渋谷区恵比寿
#[結果] 150-0021 東京都渋谷区恵比寿西
#[結果] 150-0022 東京都渋谷区恵比寿南

リスト型(list)「adr_no」「address」を「zip」で統合し、「dict」で辞書型の「adr_dict」を作成しました。作成された「adr_dict」を確認すると、「adr_no」がキー、「address」が値となっています。

これでリストから辞書を作成することができました。

以上、Pythonでzipを使ってリスト型 listから辞書型 dictionaryを作る方法でした。

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