Python での代入式の使い方・書き方について。
この記事の内容はコチラです
- Pythonで代入式の使い方をマスターする
- 「=」や「+=」の使い方をマスターする
代入式というのは、変数に任意の値を入れる式のことです。Pythonでは他のプログラムと同じように「=」「+=」などを使用することができます。
Python の代入式の例をいくつかあげていきます。
代入式
代入式 A=B(イコール)
# 代入式=の書き方1 myFriend = 'yamada' print(myFriend) #[結果] yamada
Pythonで通常の代入は「=」(イコール)を使います。
ここでは変数「myFriend」に「yamada」を代入しました。
再代入式 A=A+B(イコール)
# 代入式=の書き方2 myFriend = 'yamada' myFriend = myFriend + ' tarou' print(myFriend) #[結果] yamada tarou
Pythonでは、代入した変数をさらに代入する再代入も可能です。
ここでは変数「myFriend」に「yamada」を代入し、変数「myFriend」にさらに「 tarou」を代入しました。
ただし、この書き方では式が長くなってしまうので、次の複合代入式の方が見やすいですね。
複合代入式 A+=B(プラスイコール)
# 代入式=の書き方3 myFriend = 'yamada' myFriend += ' tarou' print(myFriend) #[結果] yamada tarou
Pythonでは、複合代入式も可能です。ここでは「+=」(プラスイコール)を使いました。
ここでは変数「myFriend」に「yamada」を代入し、変数「myFriend」にさらに「 tarou」を代入しました。
1つ前の例よりもコードが簡素化されて見やすいです。
複合代入式 A-=B(マイナスイコール)
# 代入式=の書き方4 num = 100 num -= 1 print(num) #[結果] 99
Pythonでは、複合代入式のマイナスももちろん可能です。ここでは「ー=」(マイナスイコール)を使いました。
ここでは変数「num」に「100」を代入し、変数「num」にさらに「1」をマイナスして「99」にしました。
多重代入式 A=B=C(イコール)
# 代入式=の書き方5 num1 = 1 num2 = 10 num3 = 100 num1 = num2 = num3 print(num1) #[結果] 100 print(num2) #[結果] 100 print(num3) #[結果] 100
Pythonでは、代入式を続けて記述する多重代入式が記述できます。
ここでは、3つの変数を「num1 = num2 = num3」としました。これは「num3」の値を「num2」へ、「num2」の値を「num1」へ代入しました。
つまり、「num3」の値を2つの変数「num1」「num2」へ代入することになります。
その他の代入式
# 代入式=の書き方6 num1, num2, num3 = 1, 10, 100 print(num1) #[結果] 1 print(num2) #[結果] 10 print(num3) #[結果] 100
1つ前の例では3行にわけていた代入を1行でまとめて記述することもできます。
以上、Python での代入式の使い方・書き方の解説でした。
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