Pythonの関数の引数・デフォルト引数の使い方について。
この記事の内容はコチラです
- Pythonの関数の引数の使い方が知りたい
- デフォルト引数の書き方は?
- 引数を省略する書き方は?
ここではPythonの関数の引数の書き方・使い方をいくつか解説します。
Pythonの関数の引数の使い方
関数の定義
# 関数の書き方 def 関数名(): 処理
Pythonの関数は「def」で定義し、この後に「関数名():」を記述します。「():」を忘れないように注意してください。
処理は2行目以降にインデントしてから記述します。
関数(デフォルト引数)
def output_msg(num1, num2 = 1, msg = ''): print(msg + str(num1 + num2))
3つの引数をもつ関数を作りました。2つの引数を足し算して、メッセージを追加する関数を定義しました。
第1引数「num1」は通常の引数、第2引数「num2」第3引数「msg」は初期値ありのいわゆる「デフォルト引数」です。
引数をすべて順番に指定するパターン
output_msg(5, 5,'足し算:') #[結果] 足し算:10
ここでは関数の定義どおり、引数を順番に指定しました。引数を順番に指定する方法はもっとも使わわれる引数の指定パターンです。
デフォルト引数を省略するパターン
output_msg(5) #[結果] 6
ここでは第一引数「num1」に「5」を指定しました。
初期値が設定されているデフォルト引数「num2」「msg」は省略できるので省略しました。省略すると関数で定義されたデフォルト値「num2=1」「msg=”」が設定されます。
引数の名前を指定して順番を入れ替える
output_msg(msg = '足し算(小数あり):', num1 = 5, num2 = 1.5) #[結果] 足し算(小数あり):6.5
ここでは引数の順番を関数の定義順と異なる順で指定しました。順番を無視するには、引数の名前を指定します。
このようにPythonの関数の引数の書き方はいくつかの書き方があります。
通常は関数で定義された順がわかりやすいと思いますが、引数の変数名で指定して順番を無視してもいいかもしれません。
以上、Pythonの関数の引数の使い方(デフォルト引数)でした。
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