Pythonで辞書型(dictionary)の使い方について。
この記事の内容はコチラです
- Pythonの辞書型の使い方
- 辞書型に登録する
- 辞書型に追加・削除する
データベースのテーブルのように扱うには、Pythonでは「辞書型(dictionary)」を使います。
さっそくPythonで辞書型(dictionary)を作成していきましょう!
Python 辞書型(dictionary)の使い方
Pythonでは「キー」と「値」を保持する配列を作成することができます。
辞書型(dictionary)の構文
# 辞書型(dictionary) 変数 = {キー1:値1,キー2:値2・・・}
Pythonの「辞書型(dictionary)」は「キー」と「値」がセットになっています。この「キー」と「値」のセットを「:」でくくり、全体を波カッコ{}でくくります。
データを取得する際は「キー」を使って「値」を取得します。
リスト型は順番に取得するか、インデックス番号で取得しましたが、辞書型(dictionary)は「キー」と「値」がセットになっているところが異なる点です。
辞書型(dictionary)の使用例
# 辞書型(dictionary) sports = {'A01':'baseball','A02':'football','A03':'tennis'} sports['A01'] #[結果] 'baseball'
ここでは下記のような「キー」と「値」の辞書型「sports」を作成しました。
キー | 値 |
A01 | baseball |
A02 | football |
A03 | tennis |
データを取り出すには「キー」を指定します。ここでは「sports[‘A01’]」として、キー「A01」の値「baseball」を取得しました。
辞書型(dictionary)に要素を追加する
# 辞書型(dictionary) sports = {'A01':'baseball','A02':'football','A03':'tennis'} # 辞書型に要素を追加 sports['A04']='swimming' # 参照 sports #[結果] {'A01': 'baseball', 'A02': 'football', 'A03': 'tennis', 'A04': 'swimming'}
辞書型に要素を追加するには、キーと値を指定します。
ここでは「sports[‘A04’]」、つまり、キー「A04」に「swimming」をセットしました。
辞書型(dictionary)の要素を更新する
# 辞書型(dictionary) sports = {'A01':'baseball','A02':'football','A03':'tennis'} # 辞書型の要素を更新 sports['A01']='swimming' # 参照 sports #[結果] {'A01': 'swimming', 'A02': 'football', 'A03': 'tennis'}
辞書型の値を変更するには、キーを指定して更新します。
ここでは「sports[‘A01’]」、つまり、キー「A01」に「swimming」をセットしました。
辞書型(dictionary)の要素を削除する
# 辞書型(dictionary) sports = {'A01':'baseball','A02':'football','A03':'tennis'} # 辞書型の要素を削除 del sports['A01'] # 参照 sports #[結果] {'A02': 'football', 'A03': 'tennis'}
辞書型の値を削除するには、キーを指定して削除します。
ここでは「sports[‘A01’]」、つまり、キー「A01」をdelで削除しました。
これで辞書型(dictionary)を作成し、要素を追加・更新・削除することができました。
以上、Pythonの「辞書型(dictionary)」の使い方でした。
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