Pythonのif文「or」の使い方について。
この記事の内容はコチラです
- 「or」の使い方の注意点をマスターする
- if文の「and」「or」の違いを知る
今回は、Python初心者が if文の or に注意すべき点を解説します。
Python if文のorに注意
orの使い方
bln1 = False bln2 = False bln3 = True if bln1 and bln2 or bln3: print('True') else: print('False') #[結果] True
このif文の結果は「True」となります。Python初心者の人はこれに違和感を覚えるかもしれませんね。
「bln1 and bln2 or bln3」という条件は厳密にいうと「(bln1 and bln2) or bln3」となります。bln1、bln2が先にif文で判定され、その結果とbln3が判定されます。
つまり、「bln1とbln2がTrue、もしくはbln3がTrue」という条件となります。ここではbln1とbln2はFalseですが、bln3がTrueのため、結果はTrueとなります。
Pythonの「or」は優先順位が低くなり、orの前後でif文が途切れるので注意してください。
if文のブール型の判定
if bln1 and bln2 or bln3: print('True') if bln1 == True and bln2 == True or bln3 == True: print('True')
上の2つのif文は同じ意味です。
Pythonのif文はTrueで判定するので、ブール型は「== True」を省略できます。省略して書いたのが1つ目の例です。どちらでもいいですが、簡単なのが1つ目の書き方です。
以上、Python初心者が if文の or に注意する点でした。
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