Pythonのランダム関数「random」について。
この記事の内容はコチラです
- Pythonのランダム関数「random」の使い方
- 乱数の作り方
ある数値の範囲内で乱数を取得したり、整数・小数なども指定して乱数を作ることができます。
今回は、Pythonで乱数を取得するランダム関数「random」の使い方を解説します。
乱数を作る random
random構文
import random # 乱数(整数)を取得 random.randint(開始数,終了数) # 乱数(小数)を取得 random.uniform(開始数,終了数) # 乱数(1以下の小数)を取得 random.random()
乱数を取得するにはPython付属の「random」を使います。
整数は「random.randint」、小数は「random.uniform」で取得します。それぞれ数値の範囲指定ができるので、開始数・終了数の範囲内の乱数を発生させることができます。
randomの使用例
例1. 乱数(整数)を取得
import random # 1~10の乱数(整数) num = random.randint(1,10) print(num) #[結果] 6 # 1~10の乱数(整数) num = random.randint(1,10) print(num) #[結果] 4
「random.randint」で1~10の範囲内で乱数を取得しました。「random.randint」は整数の乱数を取得します。
「random.randrange」でも同じように乱数が取得できます。この例と同じ乱数を取得する場合は、「random.randrange(1,11)」とします。
例2. 乱数(小数)を取得
import random # 1~10の乱数(小数) num = random.uniform(1,10) print(num) #[結果] 1.828588888306732 # 1~10の乱数(小数) num = random.uniform(1,10) print(num) #[結果] 4.094179057541483
「random.uniform」で1~10の範囲内で小数の乱数を取得しました。「random.uniform」は小数(浮動小数点数)の乱数を取得します。
例3. 乱数(1以下の小数)を取得
import random # 1以下の乱数 num = random.random() print(num) #[結果] 0.8135065054096755 # 1以下の乱数 num = random.random() print(num) #[結果] 0.598371805102066
「random.random」で1以下の乱数を取得しました。「random.random」は小数(浮動小数点数)の乱数を取得します。
参照:https://docs.python.jp/3/library/random.html
これで「random」を使って乱数(ランダムな数)を取得することができました。
以上、Pythonで乱数を取得するランダム関数「random」の使い方でした。
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