Pythonの「unlink」「send2trash 」の使い方について。
この記事の内容はコチラです
- Pythonでファイルを削除する
- unlink・send2trash の使い方を知る
今回は、Pythonでファイルを削除する「unlink」「send2trash」の使い方を解説します。
ファイルを完全に削除する unlink
Pythonは「unlink」「send2trash」でファイルを削除することができます。
「unlink」は完全削除です。ゴミ箱に入る削除は「send2trash」で、完全に削除されるのが「unlink」です。
unlink構文
import os os.unlink(削除するファイルのパス)
まず最初にpython標準のosモジュールを使用するため「import os」を事前に記述します。
「os.unlink」で任意のファイルを完全に削除します。ファイルは完全に削除されるため、元に戻すことはできません。
例1. unlinkでファイルを削除する
import os os.unlink('c:\\pg\\file1.txt')
Pythonの「unlink」で「c:\pg\file1.txt」を完全に削除しました。
パスの記述ですが、「\」をエスケープする必要があるため、「\」であれば「\\」と書きます。よって「c:\pg\file1.txt」の場合は「c:\\pg\\file1.txt」と書きます。
ファイルを削除する send2trash
send2trash 構文
import send2trash send2trash.send2trash(削除するファイルのパス)
python標準には「send2trash」はありません。Pypl(Python Package Index)から別途インストールする必要があります。
「send2trash」で任意のファイルをゴミ箱に入れて削除します。ゴミ箱に入るため、元に戻すことはできます。
例1. send2trashでファイルを削除する
import send2trash send2trash.send2trash('c:\\pg\\file1.txt')
Pythonの「send2trash」で「c:\pg\file1.txt」をゴミ箱に入れて削除しました。
これで「os.unlink」でファイルを完全に削除し、「send2trash.send2trash」でゴミ箱にいれて削除することができました。
以上、Pythonの「unlink」「send2trash」でファイルを削除する方法でした。
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