PythonでExcelの操作・使い方について。
この記事の内容はコチラです
- PythonでExcelのセルに数式を書き込みする
- 例えば、「A11」セルに「SUM(A1:A10)」を書き込む
- openpyxl、Workbookの使い方を知る
今回は、Excelのセルに数式を書き込む方法を解説します。
Excelのセルに数式を書き込む
構文
import openpyxl # ブックを取得 ブック変数 = openpyxl.Workbook(ファイル名) # シートを取得 シート変数 = ブック変数[シート名] # セルへ書き込む シート変数[セル記号] = 書き込む値 シート変数.cell(row=行,column=列).value = 書き込む値
PythonでExcel操作をするには、「openPyXl」パッケージが便利です。「openPyXl」を事前にダウンロード・インストールしておく必要があります。
参照:外部パッケージ OpenPyXLをインストールする方法
PythonでExcelのセルに書き込むには、「A1」のような記号と「row=1,column=1」のような数値形式の2種類の方法で書き込むことができます。
例1. Excelのセルに数式を書き込む(セル記号)
import openpyxl # ブックを取得 book = openpyxl.load_workbook('C:\\pg\\data.xlsx') # シートを取得 sheet = book['Sheet1'] # シートを取得 sheet['A11'] = '=SUM(A1:A10)' # 保存する book.save('C:\\pg\\data.xlsx')
Excelファイル「data.xlsx」を開き、シート「Sheet1」のセル「A11」に「A1」~「A10」を合計する数式「=SUM(A1:A10)」を書き込みました。
- ファイル名:data.xlsx
- シート名:Sheet1
- セル:A11
- 書き込んだデータ: ‘=SUM(A1:A10)’
「A11」を確認すると、数式が埋め込まれ、データが合計されました。
例2. Excelのセルに数式を書き込む(セル数値)
import openpyxl # ブックを取得 book = openpyxl.load_workbook('C:\\pg\\data.xlsx') # シートを取得 sheet = book['Sheet1'] # シートを取得 sheet.cell(row=11,column=1).value = '=MAX(A1:A10)' # 保存する book.save('C:\\pg\\data.xlsx')
例1とは違い、セルの指定を記号ではなく数値で指定しました。
- ファイル名:data.xlsx
- シート名:Sheet1
- セル:A11
- 書き込んだデータ: ‘=MAX(A1:A10)’
これでExcelファイルのセルに数式を書き込むことができました。
参照:https://openpyxl.readthedocs.io/en/stable/#
以上、PythonでExcelのセルに数式を書き込む方法でした。
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