PythonでExcelの使い方についてです。
この記事の内容はコチラです
- PythonでExcelのセルにフォーマットを指定する
- 数値をカンマ区切りにする
- 数値を文字列として書き込む
今回は、Excelのセルにフォーマットを指定する方法を解説します。
セルにフォーマットを指定する
事前準備
PythonでExcel操作をするには、「openPyXl」パッケージが便利です。「openPyXl」を事前にダウンロード・インストールしておく必要があります。
参照:外部パッケージ OpenPyXLをインストールする方法
Excelのフォーマットを指定するには、「openPyXl」パッケージの「number_format 」を使用します。
例1. Excelのセルフォーマットを指定する
import openpyxl # ブックを取得 book = openpyxl.load_workbook('C:\\pg\\data.xlsx') # シートを取得 sheet = book['Sheet1'] # セルフォーマットを指定 sheet.cell(row=1,column=1).number_format = "#,##0" sheet.cell(row=1,column=1).value = 1215 # セルフォーマットを指定 sheet.cell(row=2,column=1).number_format = "#,##0.00" sheet.cell(row=2,column=1).value = 1300.12 # セルフォーマットを指定 sheet.cell(row=3,column=1).number_format = "#,##0" sheet.cell(row=3,column=1).value = 1300.12 # 保存する book.save('C:\\pg\\data.xlsx')
Excelのセルにフォーマットを指定しました。カンマ、小数などは「number_format 」を使えば、EXCELと同じように簡単に扱うことができます。
例2. Excelのセルフォーマットを指定する(文字列)
# セルフォーマットを指定 sheet.cell(row=4,column=1).number_format = openpyxl.styles.numbers.FORMAT_TEXT sheet.cell(row=4,column=1).value = 1300
この例では数値を文字列型にしました。文字列型は「FORMAT_TEXT」で設定します。
EXCELでは文字列型は左寄せになりますが、左寄せになりました。
これでExcelのセルにフォーマットを指定することができました。
参照:https://openpyxl.readthedocs.io/en/stable/#
以上、PythonでExcelのセルにフォーマットを指定する方法でした。
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