Pythonの標準偏差・分散・中央値について。
この記事の内容はコチラです
- Pythonで標準偏差・分散・中央値を求めたい
- stdevの使い方
- varianceの使い方
- medianの使い方
今回はPythonで標準偏差・分散・中央値を求めるstdev・variance・medianの使い方を解説します。
Ptrhonで標準偏差・分散・中央値を求める
構文
from statistics import stdev, variance, median # 標準偏差 stdev(リスト変数) # 分散 variance(リスト変数) # 中央値 median(リスト変数)
Pythonで標準偏差・分散・中央値をもとめるには数理統計関数であるstatisticsモジュールのstdev・variance・medianを使います。
stdevで標準偏差を求める
from statistics import stdev lst = [1, 2, 3, 4, 5] std = stdev(lst) print(std) #[結果] 1.5811388300841898
Pythonで標準偏差をもとめるには、「stdev」を使います。「stdev」の引数にリストを指定すると、リストないに含まれる値の標準偏差を返します。
varianceで分散を求める
from statistics import variance lst = [1, 2, 3, 4, 5] var = variance(lst) print(var) #[結果] 2.5
Pythonで分散をもとめるには、「variance」を使います。「variance」の引数にリストを指定すると、リストに含まれる値の分散を返します。
分散varianceはデータのばらつきをみる指標です。
medianで中央値を求める
from statistics import median lst = [1, 2, 3, 4, 5] med = median(lst) print(med) #[結果] 3
Pythonで中央値をもとめるには、「median」を使います。「median」の引数にリストを指定すると、リストに含まれる値の中央値を返します。
中央値は文字通り中央(真ん中)の値です。ここでは「median」を使って「1, 2, 3, 4, 5」の中央にある「3」を取得できました。
medianで中央値を求める(偶数)
from statistics import median lst = [1, 2, 3, 4] med = median(lst) print(med) #[結果] 2.5
リストの数が偶数の場合は、中央の前後の値の平均が中央値になります。「1, 2, 3, 4」の中央前後にある「2,3」の平均である「2.5」を取得できました。
以上、Pythonで「stdev」「variance」「median」を使って標準偏差・分散・中央値を求める方法でした。
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