Pythonの「requests」の使い方について。
この記事の内容はコチラです
- PythonでWEBサイトへ接続したい
- PythonでGoogle検索したい
- requestsの使い方を知る
WEB接続の1例としてグーグル検索を取り上げますが、そのほかにも様々なWEBサイトへ接続することができます。
今回は、requestsを使ってグーグル検索をする方法を解説します。
requestsを使ってグーグル検索をする
Pythonは「requests」を使ってかんたんにグーグル検索をすることができます。
準備
「requests」はPython標準ライブラリではありません。「requests」を事前にダウンロード・インストールしておく必要があります。
グーグルで検索する
import requests url = 'https://www.google.co.jp/search' # グーグルへ接続 req = requests.get(url, params={'q': 'パイソン'}) # アドレス取得 req.url #[結果] 'https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%91%E3%82%A4%E3%82%BD%E3%83%B3' # 検索結果取得 req.text #[結果] <!doctype html><html itemscope="" 以下省略
「requests」を使ってグーグルで「パイソン」を検索しました。
requests.get
「requests.get」でWEBサイトへアクセスします。第一パラメータには接続先のアドレス、第二パラメータにはアドレスに渡すパラメータです。グーグルでは「検索ワード」になります。
パラメーターは「params={‘q’: ‘検索文字’}」のように設定します。今回は検索ワードのみでしたが、文字コードや言語など検索詳細を設定可能です。詳しくは後述するパラメータ一覧を確認ください。
検索結果ページは「requestsの戻り値.text」で取得します。ここでは「req.text」で取得しました。
グーグル検索パラメータ一覧
Pythonのrequestsで設定する「params={パラメータ記号: 設定値}」について使用頻度が高いものをまとめました。
パラメータ | 意味 | 補足 |
q | 検索文字 | 複数検索は+で連結する |
ie | 文字コード(クエリ) | utf-8 shift_jis |
oe | 文字コード(検索結果) | utf-8 shift_jis |
hl | 言語 | ja(日本語) en(英語) |
lr | 検索言語 | lang_ja(日本語) lang_en(英語) |
tbm | 検索カテゴリ | 指定なし・・通常の検索 isch・・画像検索 vid・・動画検索 bks・・書籍検索 blg・・ブログ検索 pts・・特許検索 nws・・ニュース検索 shop・・ショッピング |
pws | パーソナライズ設定 | 0:無効 1:有効 |
num | 1ページの検索数 |
Pythonの「requests」を使ってグーグル検索をし、結果を取得することができました。
以上、Pythonの「requests」を使ってグーグル検索をする方法でした。
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