Pythonの文字列型と数値型の型変換について。
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- 文字列型の数値を数値型(int・float・decimal)に変換したい
- 文字列を整数のint、小数のfloat、小数(10進数)のdecimalに変換したい
今回は文字列を数値型(int・float・decimal)に型変換する方法を解説します。
文字列を数値型(int・float・decimal)に型変換する
文字列を整数int型に型変換する
cha ='100' int(cha) #[結果] 100
Pythonで整数型intに変換するには「int(文字列)」を使います。
# int()でカンマが変換できない cha ='1,000' int(cha) #[結果] ValueError: invalid literal for int() with base 10: '1,000' # int()でカンマを変換する cha ='1,000' int(cha.replace(',','')) #[結果] 1000
Pythonではカンマ区切りの文字列を「int()」で変換できません。その場合は「replace」を使ってカンマ「,」を空白「”」に変換して取り除いておきます。
文字列を小数floatに型変換する
cha ='0.1' float(cha) #[結果] 0.1 cha = '0.00001' float(cha) #[結果] 1e-05
Pythonで小数型floatに変換するには「float(文字列)」を使います。
floatは浮動小数点数型です。よって正確に10進数としては小数を扱えません。その場合は次の「Decimal」を使います。
文字列を小数Decimal型に型変換する(10進数)
from decimal import Decimal cha = '0.00001' Decimal(cha) #[結果] Decimal('0.00001')
Pythonで10進数として小数型decimalに変換するには「Decimal(文字列)」を使います。Decimalに変換できれば、小数計算なども正確に計算できるようになります。
以上、Pythonで文字列を数値に型変換する方法でした。
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